COLUMN
2025.08.22
「パンおいしいまま」って何?基本の仕組みを解説!
✅基本的な袋の効果の説明
✅結露が消える様子を動画で紹介
✅常温保存と冷凍保存の違いを解説
「パンおいしいまま」は、パンの鮮度とおいしさを長持ちさせる特殊な包装フィルムです。一般的な包装材と何が違うのか、その仕組みを簡単にご紹介します。
焼きたての香りを閉じ込める
パンは焼き上がった瞬間から香りが飛び始めます。
そのため、焼成後のまだ温かいうちに「パンおいしいまま」に入れることで、焼きたてのいい香りが袋の中にとどまり、パンにしっかりなじみます。
「パンおいしいまま」が、香りも酸素も通しにくい、非常にバリア性の高い袋だからです。

結露を抑える特殊な構造
通常、温かいパンを袋に入れると、袋の内側が結露してしまい、品質が落ちます。
ですが、「パンおいしいまま」は薄くて熱を通しやすいので、袋の内側と外側で温度差がで きにくく、結露しにくいんです。さらに、ほんの少しだけ水蒸気を通すことで、時間がたつと水滴が消えて、パンの風味が守られます。
常温でも冷凍でも美味しさをキープ
この袋を使うと、常温保存でも2〜3日は焼きたての風味が続きます。さらに、冷凍保存する と*
1ヶ月〜3ヶ月ほど焼きたての香りと食感をキープ!
霜がつきにくく、冷凍焼けや冷凍庫内の匂い移りの心配もありません。自然解凍で、ふんわ り・しっとりとした食感がもどり、リベイクしなくてもおいしく食べられます。
*おいしさが長持ちする期間はパンの種類によります。
水分量の多いパンだと1ヶ月、ハード系パンだと3ヶ月が目安です。

食品添加物なしで鮮度を維持
防腐剤や保存料を使わなくても、袋の力だけでパンの鮮度が続きます。だから、できるだけシンプルな材料でパンを作りたいベーカリーさんにぴったり。
パンの香りや食感を守るだけでなく、作り置きや食品ロス削減にも役立ちます。ぜひ、お店のパン作りに取り入れてみてください!
